1年前の2月22日、猫の日を選んで18歳と10ヶ月で博士が空に還っていきました。
そして去年の8月19日愛犬榛名も空に還ってしまいました。

私と息子はバリで生活をしていた期間だったので夫が2匹とも最期の最期まで面倒をみてくれました。
その介護の様子が愛でいっぱいに溢れてて夫には感謝しています。このことはきっと一生感謝すると思う。

一年前を思い出す。
2月21日の夕方、夫と電話で話していて博士の姿を見て「ああ、いよいよ最期の時が来てしまった」と思い、涙を拭いてその日の夜の飛行機を予約して息子と二人で日本に帰りました。
「あと、少し、頑張ってほしい」と祈る気持ちでしたが、中国でトランジット中に博士が息を引き取ったことを知りました。
もう動いている博士に会えないと思うと涙が次々に出て止めることができませんでした。
帰宅した時に、玄関に博士がお迎えにきていないことが悲しくて涙、もう冷たくなっている体を抱きしめて涙。
目を閉じて眠ってるかのような博士の毛に顔をずっと埋めていました。

寒い季節なので葬儀まで2日間、博士と一緒にいることができました。
家族3人と私の姉と姪とで博士のお葬式をあげました。
業者の方の心こもった対応に救われる思いでした。
セレモニーをして、骨になって私達の手元に返ってきた博士を抱きしめてまた涙。

ペットとの暮らしを決めた時からずっと予想していた通り、別れは本当にさみしいものでした。
最期を面倒見れなかったこと、ごめんなさい。
出会ってくれたことに、ありがとう。
博士と榛名のおかげで我が家はどれほどの笑顔をもらったことでしょう。

小さな生き物だけど私達家族にとって、その存在は本当に大きかった。
博士はべったりちゃんではないので普段は構われたくない派だけど、家族の誰かが調子悪いとずっと枕元にきてくれてました。
愛犬の榛名が来た時も、すぐに受け入れてくれてどんなに嬉しかったか。

榛名はたくさん怖い思いをした保護犬だったけど我が家で、最高に甘やかされて幸せだったらいいなと思う。
榛名の人生(犬生)の中で温かいおうちで人間と暮らすことが幸せであったことを祈る。
私と二人きりになった時に「なでてなでて」と私の手を掻いてくるところが最高に可愛かったなあ。
今まで飼ってきたわんちゃんの中で一番怖がりだったけど一番賢い子でした。

この1年間、記事にすると本当に博士と榛名がいなくなったんだと実感するのが怖くて、聞かれた人にしか言ってなかったんです。
でも、もう月日が経つからきっと二匹ともまたどこかに違う形で生まれ変わってると信じてる。
この地球のどこかで幸せな毎日を送っていてほしい。
そのためには大げさかもしれないけど世界が平和であって欲しいと心から思う。
生まれ変わった博士と榛名が幸せに平和に生きれる世になりますように。
猫の日に、博士と榛名を想って願うことでした。

可愛い可愛い博士と榛名。
虹の橋で待っててね。

今まで、博士と榛名に関わってくれたすべての方に、感謝してます。
ありがとうございました。